出典:上州屋
※2018年3月21日更新
趣味を仕事にすることに賛否両論はありますが、釣りが趣味の人にとって釣り業界で働けたらどんなに良いかと思ったことは一度はあるはず。
ということで、釣り業界の各社Webサイトに掲載されている採用情報をまとめてみました。
釣具店
調べていて一番多かったのが釣具店の求人。大手チェーンから地域密着型まであります。
職種は店舗スタッフから、FC店の管理・運営、経営企画などさまざま。
釣具店は基本的に「釣りが好き」「趣味である釣りを仕事に生かしたい」「釣りを通じて社会や地域に貢献したい」人を大歓迎、としているので、釣り業界に飛び込むのは釣具店がもっとも近道かもしれません。
■上州屋 採用情報
全国チェーンの有名な釣具店。
■タックルベリー 本部採用情報
中古釣具の全国チェーン。
■釣具のブンブン Recruiting Site
大阪,兵庫,京都,奈良,滋賀,千葉,神奈川に店舗がある大型釣具店。
■フィッシングエイト 採用情報
大阪・神戸・京都に店舗展開の大型つり具店。
■つり具ランド 中途採用情報
中古釣り具専門ショップ。千葉に複数店舗がある。オンラインショップも展開。
媒体系
釣りに関する情報を発信する媒体(メディア)。編集系、釣具店への営業、取材の仕事が中心です。
web媒体がある会社は、webデザイナーやwebサイト運営の仕事も。
さらに釣りビジョンではカメラマンという職種もあります。
■週刊つりニュース 採用情報
釣り情報の発信。
■釣りビジョン 採用情報
BSデジタル放送で見れる釣り専門チャンネル。
■B.Creation(釣割) 採用情報
釣り船予約サイト「釣割」。インターネットで釣り船の乗船予約ができます。
メーカー
大きく分けるとすると釣具メーカーと釣りエサ専門メーカーといったところ。
釣具メーカーはシマノとダイワが有名。
釣具メーカーは技術職メインなので開発設計の経験が問われるため、釣りが好きなだけでいきなり未経験で飛び込むことは難しいでしょう。
個人的にはいぶし銀の釣りエサメーカー「マルキュー」が気になります。(たまにここの釣りエサを使用することがあるため)
■がまかつ(現在は新卒採用のみの模様)
■釣りエサのマルキュー(現在は新卒採用のみの模様)
■ピュアフィッシング・ジャパン
釣具の総合メーカー。アブガルシア、バークレイ等を扱っています。
※2大釣り具メーカーのひとつであるダイワは見つからず
漁師
魚が好きなら漁師になってしまうという手も。
漁師.jpでは、漁師になりたい人を支援しています。
漁業就業支援フェアや漁業就業セミナーを開催しているので参加して自分は漁師に向いているのか、様子を伺い判断するのも良いですね。
調べるとけっこうあってまだまだ他にもたくさんありました。
ちなみに、釣り人口は減少しており、釣り業界市場規模は1997年をピークに減少しているとのこと。
※日本釣用品工業会調べ
釣りは趣味でやっている人が多いし、不況になって、しかも日本人の総人口が減っていけば自然と釣り人口が減るのは当然ですね。
しかも以前(1998年前後)はブラックバス釣りブームもありました。芸能人が趣味にしていて、TVでもよく取り上げられていました。
自分は最低限の釣り具しか揃えておらず比較的安い釣竿しか買いません。
釣り船に乗るときも貸し竿で済ませてしまうため、そういう人も増えているのかな、とも思います。
また、釣り人には自分さえ釣れれば良いという人がいるのも確かで、釣り場に居座って周りに人を寄せ付けない空気を出す、初心者を毛嫌いする人も少なからずいます。これ、釣り業界全体からしたら本当にもったいないなと思うんですよね。
もっと釣り人みんなが釣り初心者を大事にする空気があれば釣り業界が変わるのかなとも思ったりします。
(※いろいろ教えてくれる優しい人ももちろんいますが)
しかしこれほど年齢を問わないアウトドアレジャーはないと思うので、釣り業界が今後どう変わっていくかに期待です。